バージン

あーやっぱ出てぇ・・
宮古島鉄人レース」
昨日、峰岸徹さんのトライアスロンがテレビでやってた。
水泳、バイク、ランの3種目をこなす過酷なレースだ。
「日本全国のマゾが集結して、一日中自分をいじめ抜くレース、女王様はいないけどね♪。」
マゾの工藤慎太郎としては参加せねばいかんと思っていた時、偶然にも峰岸さんとお会いすることになった。(ウソつけっ!峰岸さんに会ってから興味持ったんだろ!)
「人生楽しまなきゃな」
彼はポツリと言った。
「うわっこの人究極のこと言っちゃってる!」
僕は彼に憧れ、そして彼を熱くさせているトライアスロンに興味を持った。
きついだろうな・・正直思う。
けれど知らない自分に出会う期待のほうが大きい。
僕は常に自分を好きでいたいし、一番のファンでありたいと思っている。
その為には新しい自分を常に発見する必要がある。
峰岸さんの完走したあとの表情を見て思った。
「すごいことをやった人は何も言わなくても顔でわかるんだな、いい顔で笑ってるもんな」
僕もあんな顔で笑ってみたい。
後付けのセリフなんていらない。
言葉が無意味に思えるほどの感動を味わいたい。
そして未知の自分に出会ってみたい。
「未体験」
なんていい響きなんだろう。
やったことがない事の数だけ知らない自分がいると思うとワクワクしてくる。