君に読む物語

だんだん暖かくなってきましたね。
季節は春に向かっています。
昨日ミルウォーキーでライブをやる前に渋谷で花粉粧の注射を打ってきました。
歌手の大敵は鼻ズマリ、早めに予防が大切です。
その後時間があったので有楽町で「君に読む物語」という映画を見てきました。
主人公の愛する女性に対しての一途な思いに心打たれ、涙と鼻水が滝のように溢れました。
終わったとき、洋服の袖がカピカピになっていました。
僕は「一途な思い」というものに弱く、ドラマで言ったら「101回目のプロポーズ」みたいな不器用だけどひたむきな物語にグッときてしまうのです。
たぶん僕が不器用な恋や生き方しかできないから共感できるのでしょう。
「君に読む物語」を見て、「単純だな」とか「先が読める」とか「ありえない」とかいろいろな意見が出ると思いますが、僕は好きな映画です。
監督が伝えたかったことは、
「人生は一度、愛する人を一生懸命愛してあげなさい」ということじゃないかと思います。
「人生は一度」
みんなわかっているのに忘れてしまう。
大切なことは当たり前の中にこそあるのかもしれません。