食ショック

キュウリばかりかじってた。
八代さんのバックバンドの方に梅味噌をもらった。
御飯を炊くのも面倒でスーパーに行って3本153円。
ポリポリ毎日のようにかじってた。
「キュウリにはあまり栄養がないのよ」
マネージャーに言われ明日からはキノコを炒めて食べることにした。
それにしても「生活する」ってことは半分以上は「食べる」と同義語だ。
生きてくためには食わなきゃならない。
1人暮らしは栄養とのボクシング。
かたよりすぎではノックアウトされてしまう。
ビタミン!ミネラル!カルシウム!ジャブで牽制ストレート。
無意識に生きとりますが、実は体ってすごいんです。
こんなこと書いたらヒンシュクもんかもだけど・・。
昨日食べたお菓子が今日の僕の頬の肉になってるのかも。
昨日飲んだ炭酸飲料が今日の僕の腹の肉になってるのかも。
食べ物が体を作ってる。
むやみやたらに好きなもんを口に放り込んでたら僕はどんな体になる?
青空でさえ着色料で染められているこの街では甘い誘惑がオブラードに包まれ売られている。
自分を守るのは自分しかいない。
キュウリばかりかじってた僕に言う資格などないけれど、「食べること」は「生きること」。
「料理のできる男になりてー!」
夢が叶うその日までキノコを炒める日々が続く。


☆紅白まで残り162日☆